暮れは暮れらしく正月もまた
不安もかすめるこの穏やかさ
「あちこちにあれこれ加わり気忙しく やっと手にした四日目の朝」
近しいもの親しいものが集った暮れ正月。息つく間もないその気忙しさも、待っていたこと・嬉しいことだから全て笑みの中。そして、無事を確認し合い成長を見届け、新たな一年に背中を押してやる。いや、手を引かれる方が多くなったかな。
やれやれこれでと思っても、世間が動き出せばひとりじっとしているわけにもいかない。思い直して期限付きの仕事を引っ張りだし、メガネを掛け代えてパソコンに向かう。
「穏やかな正月ですね」
これは厳しい寒さの中で、たまたま正月の天気が良かった時の挨拶。この暮れ正月のように、雪もなく季節はずれの暖かさが続くと挨拶言葉にならない。一年をふり返ってこの正月をみれば、「春遅く 夏涼しくて秋長く 冬を置かずに春になるかな」ではないか。来週から本格的な寒さになるらしいから、「春になるかな?」と?マークを付けるべきか。
異常気象のニュースが絶えないが、本当にここまでくると「穏やかな正月ですね」にも、どこか不安がつきまとってしまう。世界中の皆が「茹で蛙」になっているのが地球環境問題だ。
加えて我々には、「とても任せておけない政治と官僚と形振りかまわぬ銭餓鬼の世界」がある。今年もまた、怒りの導火線に火がついたままになりそうだ。
それではあんまりだから、この穏やかな天気を利用して、地獄谷温泉のお猿に会いに行ってきた。
この写真を引き伸ばしてデスクの横に貼り付け、せめて「ゆったり・のんびり・仲良く」の気分を分けてもらうことにした。
* 元日早々のビッグニュース! ~ 【良寛さまが泊まられた宿が判明した。】 ~
天明5年4月、師の国仙和尚に従って帰国し、母の三回忌追善に参加した良寛さまは、帰途
善光寺に詣でた。ここまでは記述があるが、その後どの道を通って玉島の円通寺に帰ったのか
分らなかった。私は、松本経由の善光寺街道から中仙道を下ったと推定していたところ、松本近
郊の温泉に宿をとったとの情報を得た。そこで、友人にそれとなく当たってもらっていたら、その
宿が判明したと賀状に記されていた。~この件に関しては改めて詳しく紹介する予定。
これをもとに、越後境から岐阜境まで、県内の宿泊場所を探しあててみようか。
あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします!
写真がアップされましたね!
sangaku徒さんの信州界隈諸事情がドンドンパワーアップしていく~!
by みやじー (2007-01-04 19:29)
そうありたいとも思いますが、なんせデジタルに弱いものですから常に冷や汗百斗です。
あの~、「信州松本界隈諸事情」でして、是非「松本」をお忘れなく。
とは言え、「信州松本界隈及び私の諸事情」が実際の中身かもしれませんね。
by sangaku徒 (2007-01-05 07:55)